パタリロ
最近、加藤諒くんが舞台でパタリロ役をやることになってニュースにも
なっていました『パタリロ』です。
バミューダ三角地帯に位置するマリネラの少年天才国王パタリロが
お付きの武官玉ねぎ部隊とおりなすギャク漫画です。
登場人物は美形ばかり、バンコラン菌のおかげで男性同士のカップル率が
高くなっている設定は今も同じようですが、
その他のにも、盛りだくさんだった設定が最近は薄れているように感じます。
でも、これだけ長寿になると作風も画風も、時代にあわせて?変わるのは当然の流れなのでしょうね。
初期のパタリロはシリアスな顔になると、美少年風になるのですが、
最近はシリアスでも、しもぶくれのままですし。
個人的には初期の怪談めいた話やスーパーキャット、間者猫が活躍が好きですね。
いかにも昔はやった漫画のキャラクター設定や、落語ネタのゴリ押しなどが
所狭しと紙面に詰め込まれている感じが好きです。
でも、今はそういう時代ではないのかな?
幸い文庫版で昔のものも読むことができているので、ありがたいです。